お金が貯まる流れを作る

早速ですが、この記事を見ていただいているあなたに1日でも早く「お金が貯まる流れを作る」ことをオススメします。

そのためにお伝えしたいポイントは大きく3つあります。

①お金が貯まる考え方
②収入より支出を下げる
③固定費を上げない

よく覚えておいて下さい。まずは、「①お金が貯まる考え方」を脳に叩きこみましょう。

お金を貯める考え方の中で最も重要なことには、まず金額ではなく少額でもお金が貯まっていく流れを作ることになります。

先月より預金残高を増やす。毎月、残高が増えていくことを額は極端な話、100円でも前月よりプラスになるということを死守することから始めましょう。

入ってくる流れより出て行く流れが増えてしまうとそれは習慣となってしまい、どうしてもそこから、逆流させるのが難しくなってしまうからです。

お金の流れる向きを変えるのは、お金をただ単に稼ぐことより難しいです。逆に貯まる流れを大切にしておけば、最初は少額ではありますが、少しずつその流れは太くなり、気付いた時にはお金が洪水になって押し寄せてくるということになります。

私の実体験をお話しますと、私は20歳そこそこでサラリーマンをしていたとき年収は600万円〜800万円ありました。いい会社でした(笑)。

しかしながらこのくらいだとなかなかお金は貯まりません。税金や家賃や生活費などを捻出していくと意外にもお金が残らない。ボーナス含めての年収でしたので、毎月、なんとか5万円ほど貯金できるかなというくらいでした。

ところが独立して最初は大変でしたが、サラリーマン時代の貯金額を必死で死守していくうちに、事業が軌道に乗り出し、サラリーマン時代にもらっていた年収を1ヶ月で稼ぐということが起こるようになってきました。

いままで一年間かかっていてやっていた貯金額を1〜2週間でたまり出すという現象がおこります。

以前は、100万円と聞くと、「すげー」となっていたのですが、今度は桁が違わないと感動しない。これは少し反省してますが・・・。

結果としてそのとき理解したこと、それは、最初に貯める流れを作るということが一番難しいということです。その後は、どんどん楽になっていきます。それも当然ですね。お金はお金のあるところに集まっていきますからね。

そしてお金が貯まる考え方を知り、それを実践する際に意識しないといけない事が「②収入より支出を下げる」ということです。

いくら多額の収入があったとしてもそれ以上に使ってしまっては、当たり前ですが、お金の貯まる流れはできません。

簡単に言うと、入ってくるお金の流れを増やすということよりも、出て行くお金の流れを少なくするということにまず意識を向けることです。

そこで、オススメしたいのは、自分の感情と関係無く自動で毎月貯蓄できるシステムを利用することです。

その上で残ったお金で生活をやりくりするだけの予算を立てて計画的にお金を使うという習慣を身につけなければなりません。

具体的に私がとってきた行動としては、定期預金で自動貯蓄、その定期預金には、一切手を着けないと決める。
さらに金利を意識するのであれば、終身保険に加入して払い込み後には必ず支払ったお金よりも増えていくプランで月に少しずつでも自動で引き落とされるようにする。
上級者はさらに為替リスクを考え、貯金の半額は円で定期預金、もう半額は保険に加入しドル建てで払い込むなど工夫していけばよいでしょう。

そしてもし、現在借金があるのであれば、何よりもその利息の高いものから片付けていく必要がありますね。無駄な利息を払う分をなんとか少なくしていき、その浮いた利息分だけでも貯蓄に回していくということから始めて下さい。

残ったお金で1ヶ月生活費を細かく予算として決めて行き、毎日しっかりと家計簿をつけ、予算通り1ヶ月を収めるということを自らの習慣としていきます。

口で言うのは簡単ですが、なかなかやってみると大変です。私も苦労しました。苦労していく中で、私が感じた予算を全うするためのポイント、それは、なにより「③固定費を上げない」ということです。

毎月、収入があってもなくても一定額発生する経費が固定費です。家賃とかそうですよね。もしくは、毎月最低かかってくる食費もそうです。家庭を持っていればさらに、子供の学費なども必要です。

よくある話ですが、ちょっと稼ぐと良い暮らしを始めてしまい、固定費がどんどんあがっていきます。

固定費があがると、次に収入が落ちてしまったときに、固定費を下げるというのがとても難しくなります。一度上がった生活水準を元に戻すのは非常にむずかしいわけです。

固定費さえ稼ぐことができれば人は生きていけるから。そして、もっと自分のやりたいことに打ち込むことができるから。しかしこの固定費を上げてしまうとリスクしかないというわけです。

私の本業である経営コンサルタントとして、これらの話をまとめると現金(預金)が毎月増えるような“お金の流れ”を作ればよいということですが、これを経営用語で「キャッシュフロー経営」といいます。

例えば、これは本当によく聞く話ですが、経営者がちょっと儲かると天狗になって、今後も儲かる状況が続くとさらに天狗になり、銀行からお金を借りてくれと懇願されるようになります。そして借金をして自社ビルを建てるなんてことをしてしまうわけです。

「自社ビルを立てたときが会社のピーク」これは、もう標語にした方がいいのではないかと思うくらいよく聞く言葉です。

せっかくお金が入ってくる流れができたのに、すぐに出て行く流れを作ってしまう。その結果、気づかぬうちにお金がどんどん流出していく。

お金はエネルギーだから、エネルギーが低下すると、会社は衰退していきます。

ではお金を使ってはいけないのか?ということではりません。使う額のコツは、余った分をつかえばいいということです。

コップにポタポタと落ちてくる水を溜めていて、あふれ出してコップからこぼれた水を飲む。

ということです。小川の水をスプーンですくうくらいなら問題ないが、でっかいバケツで一気にすくうと少し小川の流れがかわってしまうかもしれない。

そこで工夫して、自社ビルを建てるのはいいですが、テナントさんに部屋を貸してその家賃で、自社ビルの借金を弁済していくことができ、現金が少しでも残るのであればこれは、浪費ではなく投資になります。

やり方、考え方はたくさんありますが、とりあえず、お金の入ってくる流れに大きな影響を与えない範囲で贅沢をするか、あらたな収入源が生まれるための投資をするのか?いろいろと考えながらお金を使わなければなりません。

つまりお金の流れを変えるほど、自制心を無くして贅沢をすることは、お金に嫌われますよということです。

最後にとめると、

①お金が貯まる考え方
②収入より支出を下げる
③固定費を上げない

ということで、「お金が貯まる流れを作る」ということは、収入を上げるということよりも、毎月少しでもお金が貯まっていく流れをつくるということを意識することです。
金額はどうあれ、少額でも先月よりも増える流れを作るために、今すぐ、出て行く流れ(支出)を見直すことから始めて下さい。

著者情報

人物
氏名 富田 英太(株式会社アチーブメントストラテジー社 代表)
職種 経営コンサルタント
専門分野 経営コンサルティング、小規模M&A、資本政策支援、
人材教育研修、執筆・ライティング